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研究開発事業
発酵による効果に着目した、乳酸菌、酵母、麹といった菌研究を行っています。
日本には古くから味噌や醤油、酒、酢、納豆、ぬか漬け、かつお節といった発酵食品があります。そして、「発酵食品は体に良い」とされていますが、なぜ良いのかという疑問が研究から分かってきています。
食物を発酵させることで、栄養成分が劇的に高まることや、抗酸化効果、血圧上昇を抑制するなどの機能性物質が産生され健康効果が生まれます。
これに加え、近年注目されているのが発酵食品による免疫力向上効果です。
免疫細胞のほとんどが腸内でつくられているため、腸内環境を整えることが、免疫力を維持、高めることにとってとても重要です。
腸内にはビフィズス菌や乳酸菌、大腸菌といった細菌が500兆~1000兆個存在しています。
発酵食品には善玉菌が多く含まれ、それが腸内で働くことで悪玉菌を減らし腐敗物資を抑制するなど腸内環境を整えます。さらに免疫細胞を活性化させることで体の免疫力向上に繋がらることが分かっています。
免疫力向上は体内に良いだけでなく美肌効果もあることが判明してきました。
肌表面には1平方センチあたり100万から1000万個の菌が存在しており、この肌表面に棲む菌の集団を「肌フローラ」と呼びます。
この肌フローラには肌にとって良い菌(善玉菌)と悪い菌(悪玉菌)が混在しており、善玉菌を多い状態にすることで健康な肌が保たれます。
従って、体内の免疫力を上げていくことは、肌の健康も高めることとなります。
私たちは、この発酵による力に着目し、発酵に関わる菌の研究を行っています。
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